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「変身モノ」にハズレなし?の私見

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「他者変身」モノは数多くあれど、自分に化けられた側が“偽者”を認知しているパターン珍しく、新鮮でした.....


とは、先日発売の【TSF僕はドッペルゲンガール~君の身代わり引き受けます~】の話。
この『君の身代わり引き受けます』というシチュエーション‥‥以前どこかで見た憶えがありました。
視聴しているうちに適合したのが、TSFファンには馴染み深い、漫画【ドラゴンボール】での、あのエピソードです。

ブルマの身代わりとなって亀仙人に胸をつつかせた、ウーロンw

「パフパフ」シーンの記憶を思い起こせば、だいぶイメージも湧きやすくなるのではないでしょうか(笑)
今作においても「変身能力」を有した男に、嬢自らが自身の身代わりを依頼します。
『お願い!私に化けて』 そんなふうに女性の方から頼まれる、新種の夢TSF――



(C)TSF僕はドッペルゲンガール


そうした作風なので、必然的に、同じ姿をした人間が二人いることになります。
実、筆者もこの部分を懸念していたのですが、抜群のカメラワークのおかげで、さほど違和感がありません。
CGも使わずに「偽者」と「本物」が、本当に絡んでいるかのような見せ方は、まさしく匠の技w
さらに言わせてもらえば「偽者」には、男物の服を“あてがっていた”点も、いつもとの違いが如実に表れて好印象でした。


大人系作品らしからぬ、序盤から丁寧に作りこまれたドラマ仕立てなストーリー性も◎
変身ごと異なった展開と切り口で一人Hからの×♂、×♀の割合も半々くらい。なかなかバランスの取れた構成です。

女優によっては長めのセリフもあり「役づくり」に苦労されたかもしれません。
が、今回出演された女優陣も、すばらしくドッペルゲンガールを演じきっておられますw
とりわけ、意図した“ぎこちなさ”と(女体に)不慣れな具合が秀逸でした。

唯一、パッケージに記載されていた「コンパ」は歴としたソレではなく、ちょっと意表を突く展開。
コンパ然り、だいぶ羽目を外してしまうシーンが多く見られたのですけれど、もう少し「成りすます」ような場面があっても愉しかったかも。
最終盤「本物」の服を着こんで“完璧に”成りすまそうとする画を見せてくれただけに、余計にそう感じます...


まっ、それは次回へのお楽しみということで! 総じて満足。
憑依、ふたなりに続く「新ジャンル」としてドッペルゲンガー物も是非、シリーズ化を希望したいですねw


《俺評価》★★★★★ (過去最高クラスだった好物ネタの「鏡キス」込み 笑)


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