今晩、フジテレビ系で放送される「世にも奇妙な物語2011年 秋の特別編」
全5話のあらすじをひと通り見てみました。今回はどちらかといえばコメディ色が強そうですね。
ホラーとか不気味系な作品を好む私としては、ちょっぴり残念なわけですが^^;
それでも最近2回の放送、≪人気作家競演編≫と≪21世紀21年目の特別編≫はそれなりに見応えもあって、
楽しむことができましたので、今回もそれに続いてほしいと思います。
そんな中で少し目を引いたタイトル名の作品がありました。松下奈緒さん主演、「憑かれる」。
このタイトル名だけをみたら、それこそ「憑依モノ」を連想してしまいますけど、実際どうなんでしょうねぇ。
何かにかけているのでしょうか。一応「憑かれる」のあらすじを覗いてみますと‥
『倉田聖美(松下奈緒)は数々の賞を受賞する人気作家。次回作を執筆していると電話が鳴った。
高校時代の同級生・及川真砂子(中越典子)からだった。「私の結婚のお祝い会があるから来てほしい」
という内容だった。学生時代、そんなに仲が良くもなかったので気がのらなかったが、その会には当時、
倉田が付き合っていた元カレも来ることを聞き、参加することを決めた。当日、言われたお店に着いた
倉田だったが、そこにはびしょ濡れの及川の姿のみ。そして倉田は及川から驚きの話を聞き…』 ※公式サイトより
私たちが欲しているような作品になっているかどうかは、これだけだと判断しかねます。
仮に松下さんが“憑かれる”ようなものなら大歓迎しちゃうんですけどね。どうなりますやら。
過去にも「世にも奇妙な物語」の中にあった該当話は何回か触れたことがありました。
ただ“TS”という枠に捕われないなら、この手の「憑依」や「変身」などといった話はもっとたくさんあります。
秋の特別編放送記念に、今日はその内の何話かを紹介してみたいと思います。
まずは世にもがまだレギュラー放送されていたころの作品で「3日間だけのエース」という、お話(1991.11/21)
元SMAPの森且行が主演を務めたことで有名。森のライバル役には現TOKIOの松岡昌宏も登場。
不慮の事故で死んでしまった野球部のエース・松岡が、そうですね‥ わかりやすくいうと、スラムダンクの
三井寿のように、落ちこぼれて一度野球から足を洗った森の身体を借りて、優勝を遂げるといった内容。
“3日間だけ”というのは森の身体を借りていられる期間、つまり72時間ということを意味しています。
どこかでこの設定、見かけたことありますね^^;
ちなみに知る人ぞ知る、世にもの名作「おばあちゃん」(2001秋特)のような“後味”の悪さはありません。
こちらはハッピーエンドで終わるのでご安心を。‥安心も変か^^;
それから変身系の「おじいちゃんの恋文」(1990.9/20)
この作品はオチがなかなかキレイで良かったのですが、それはここで触れておくのはやめましょう。
これまた不慮の事故で亡くなってしまったおじいちゃんが、神様に一日だけ孫の姿にしてもらって
以前から年齢を偽ってやり取りをしていた、文通相手の若い娘に会いに行くといったストーリー。
孫(若い男)になっても、中身はやっぱりおじいちゃん。ボロがでてしまいます。
あと入れ替わりや憑依ではないので“本人”とバッタリ「対面」してしまうなんて、笑えるシーンも‥
この両作品にいえることは、別の肉体を借りて現世でやり残してきたことを、しかも限られた時間内で
やり遂げなければならないという展開が、物語をよりドラマティックにさせてくれています。
それと共通点がもうひとつ!
そのチャンスをともに神様から恵んでもらっている点(神役:エースが斎藤暁、恋文がタモリ)
もし本当にあの世へ逝ってしまったとき‥
そんな機会を神様に与えていただけたなら、どんなに素敵な最期(ラスト)となることでしょう。
魂の“宿泊先”を選ばせてもらえればもっといいのですが、こんなお願いをしたら逆に地獄に
落とされてしまうかもしれませんね^^;
≪関連記事≫
■世にも奇妙な物語(部長OL動画)
■MEWになったおっさん(過去記事)
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全5話のあらすじをひと通り見てみました。今回はどちらかといえばコメディ色が強そうですね。
ホラーとか不気味系な作品を好む私としては、ちょっぴり残念なわけですが^^;
それでも最近2回の放送、≪人気作家競演編≫と≪21世紀21年目の特別編≫はそれなりに見応えもあって、
楽しむことができましたので、今回もそれに続いてほしいと思います。
そんな中で少し目を引いたタイトル名の作品がありました。松下奈緒さん主演、「憑かれる」。
このタイトル名だけをみたら、それこそ「憑依モノ」を連想してしまいますけど、実際どうなんでしょうねぇ。
何かにかけているのでしょうか。一応「憑かれる」のあらすじを覗いてみますと‥
『倉田聖美(松下奈緒)は数々の賞を受賞する人気作家。次回作を執筆していると電話が鳴った。
高校時代の同級生・及川真砂子(中越典子)からだった。「私の結婚のお祝い会があるから来てほしい」
という内容だった。学生時代、そんなに仲が良くもなかったので気がのらなかったが、その会には当時、
倉田が付き合っていた元カレも来ることを聞き、参加することを決めた。当日、言われたお店に着いた
倉田だったが、そこにはびしょ濡れの及川の姿のみ。そして倉田は及川から驚きの話を聞き…』 ※公式サイトより
私たちが欲しているような作品になっているかどうかは、これだけだと判断しかねます。
仮に松下さんが“憑かれる”ようなものなら大歓迎しちゃうんですけどね。どうなりますやら。
過去にも「世にも奇妙な物語」の中にあった該当話は何回か触れたことがありました。
ただ“TS”という枠に捕われないなら、この手の「憑依」や「変身」などといった話はもっとたくさんあります。
秋の特別編放送記念に、今日はその内の何話かを紹介してみたいと思います。
まずは世にもがまだレギュラー放送されていたころの作品で「3日間だけのエース」という、お話(1991.11/21)
元SMAPの森且行が主演を務めたことで有名。森のライバル役には現TOKIOの松岡昌宏も登場。
不慮の事故で死んでしまった野球部のエース・松岡が、そうですね‥ わかりやすくいうと、スラムダンクの
三井寿のように、落ちこぼれて一度野球から足を洗った森の身体を借りて、優勝を遂げるといった内容。
“3日間だけ”というのは森の身体を借りていられる期間、つまり72時間ということを意味しています。
どこかでこの設定、見かけたことありますね^^;
ちなみに知る人ぞ知る、世にもの名作「おばあちゃん」(2001秋特)のような“後味”の悪さはありません。
こちらはハッピーエンドで終わるのでご安心を。‥安心も変か^^;
それから変身系の「おじいちゃんの恋文」(1990.9/20)
この作品はオチがなかなかキレイで良かったのですが、それはここで触れておくのはやめましょう。
これまた不慮の事故で亡くなってしまったおじいちゃんが、神様に一日だけ孫の姿にしてもらって
以前から年齢を偽ってやり取りをしていた、文通相手の若い娘に会いに行くといったストーリー。
孫(若い男)になっても、中身はやっぱりおじいちゃん。ボロがでてしまいます。
あと入れ替わりや憑依ではないので“本人”とバッタリ「対面」してしまうなんて、笑えるシーンも‥
この両作品にいえることは、別の肉体を借りて現世でやり残してきたことを、しかも限られた時間内で
やり遂げなければならないという展開が、物語をよりドラマティックにさせてくれています。
それと共通点がもうひとつ!
そのチャンスをともに神様から恵んでもらっている点(神役:エースが斎藤暁、恋文がタモリ)
もし本当にあの世へ逝ってしまったとき‥
そんな機会を神様に与えていただけたなら、どんなに素敵な最期(ラスト)となることでしょう。
魂の“宿泊先”を選ばせてもらえればもっといいのですが、こんなお願いをしたら逆に地獄に
落とされてしまうかもしれませんね^^;
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